君に、光を見せたかった。君を、もう一度自転車に乗せてやりたかった。ただ、それだけなのに――・・・・・私のいとこの兄の実話です。
あの日君に出会えた事。
全ての偶然が運命に変わる、夏の日。
青空は君ばかりを照らして、
それは俺には眩しすぎて―――――
俺にいろいろな気持ちを教えてくれた君に
俺は何かしてあげたのだろうか。
そして君は幸せだったのか―――――?