君が好きだけど【完】

作者桜桃

「のたのたしてたら俺が奪うぞ。」薫サイドのストーリー。切なさ×甘さ×純愛。




その細くて今にも

折れてしまいそうな体を



抱き締めることだって





ぷっくりとした淡いピンクの唇に



俺の唇でくちづけることだって





昔ならできたのに






「おまえ、七菜ちゃん泣いてるんだぞ。」



「のたのたしてたら俺が奪うぞ。」




何故何もいえなかっただろう…




いまでも七菜を想うのは反則なのか…?





ちぇりみんと。様レビューありがとです