香る煙草の匂い



すっぽりと収まるように

強く強く抱き締められ

弱ってるように見えた彼は

私の耳元で






「 折 れ そ う だ 」




と囁いた




ソウちゃんは

確かにそう言った









◎翼姫のsouma'S story