赤頭巾第一章の続きです
小さい頃親に捨てられ、
路上で育った少女
大きくなると、人を殺し
「殺人鬼」となった少女
親や大人たちへの復讐のため、
感情を失った少女は、夜の闇で人を殺す
被ったフードは返り血で赤く染まり、
少女はいつしか、「赤頭巾」と呼ばれるようになった
それは、無邪気な笑顔の赤頭巾ではなく
光を恐れて、闇と共に生きる
感情を失い、復習を誓う赤頭巾だった
すべてを失った赤頭巾は、ただ
復讐だけを誓い
光を閉ざした