それはいつの日 いつかの星空
堕ちる星屑 飲み下す
白い喉に咲かれる飛沫
ここはテイレシアスの書院
捜す指先 蜘蛛の手足と
陸路に続く 細い夢
白い指に触れる白雪
ここはテイレシアスの花園
眠り逝く時 柩の奥に
輝く宝石 ルビーのやうに
白い胸がトキメク瞬間
ここはテイレシアスの細工
貴女が私 わたしは貴方
惹かれあうの 焔のやうに
白い頬を擦る雑踏
ここはテイレシアスの望む世界