桜前線の向こうに、

作者ina

精神病を患うキャバ嬢が、桜のような美青年に恋をした。優しくて切ない恋の詩。



過去に沢山の物を背負い精神病と闘う


傷つくことに上手になり過ぎた


19歳の少女…咲樹



母との思い出の神社で


思い出の桜の木の下で


思い出の言葉を発する


不思議な彼と出逢う。





"最初に咲いた桜は、絶対に最後まで、散らんねんで――…"



汚れすぎた


綺麗すぎるキミ。



ねえ、キミの為に

私には何が出来るのかな。


キミが守ってくれた私の"心"


今度は、私が守るよ。