【テ】好きになること(完結)

テンダー村の子どもたちに教えられること テンダー村の子どもたち 仲良しの 犬のパピーと ネコのミー クマのルーイン 彼らに 目の見えない 羊のメリーが 仲間入りしました 目の見えないメリーに どう付き合ったらよいのでしょうか？ 人や生き物は機械じゃない どこか壊れたとしても その個の存在として 価値を失うわけじゃありません そんなあたりまえなことを ぼくたちは、いつしか あたりまえでなく 思っていないでしょうか 彼らが戸惑いながらも メリーを受け入れてゆく 純粋さ、やさしさ テンダー村の子どもたちに 教えられた気持ちがします

障害、優しさ この物語の中では、愛らしい動物たちが友達の障害と向き合っています。 目が見えなくても友達。一緒に遊べる、大好きになれる。少しの優しさ、ただそれだけで。 当たり前のことですが、日常でするにはなかなか難しいことです。 それでも、この物語から貰った優しい気持ちを糧に、私も頑張っていきたいと思います。 とてもとても優しい物語でした。童話としての完成度もとても高いです。