2005年3月、守夜西高等学校。
卒業式を翌日に控えた生徒たちは、学生で居られる最後の夜を迎えようとしていた。
それぞれの思いが交錯するとき、異変が夕暮れの学校を包みこむ。
出口の無い校舎に閉じ込められた生徒たちの、恐怖と悲しみに彩られた物語。