大好きなばあばに教えてもらった。君とあたしの大事な約束。
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「僕と君が住んでいるこの地球は、
ものすごい速度で回っているんだよ」
僕が得意げに言った。
「地球は止められないの?」
君が言う。
「地球が回らなかったら、明日はこないのに。
明日がこなかったら、花は散らないのに。」
君は悲しげな表情を浮かべた。
ごめんなさい。
僕には答えられません。
もう少し、もう少し僕が大人になったら
きっと答えてあげるから。
地球を止めてみせるから。
君はその道端に咲く花のように、
ひっそりと待っていてほしい。
約束だからね。