幼馴染の敏樹と両想いになった美琴。だがある日、引っ越した敏樹は部活に行く途中交通事故にあい亡くなってしまった。だけど死んだはずの敏樹は美琴の前に現れたのだった。

       








いつもそう。



アンタは私に何も言わないで…

何も伝えないで逝ってしまう…


逝かないでよ!

もっと傍にいてよ!!



そう願ってたのに…。


どこにも逝かないって思ってたのに…



何で悲しい顔してんの?




え…?この声。



いよっ!(ニカッ)



アイツは事故で、

亡くなったはずなのに…。



どう・して。



なんかオレさ…成仏できないみたい


何笑ってんだよ。

自分の状況がわからないの…?


でも信じられない…



だって――


わたしのところにまた、

コイツがいることが…