第一章
私が小学三年の時母は突然友ちゃんさよならねという言葉を残して去っていきました
その時は両親の離婚ということが理解できていませんでした。
父は女ぐせが悪くその時はもう別の女性と住んでいました、そしてその女性には母のちがう七つ下の妹が生まれていました、又同じ時別の女性にも双子の妹が生まれていました。
私の家は地方都市では名家で知られていました、祖父は市会議員を歴任し、町内会長を何期もし又実業家でもありました。
しかしその長男である私の父は女ぐせが悪く人間性も脱落者でした、そんな中で育った私も当然人間としてくずのような生き方をするのでした。いや自分がくずであるときずくのはそのずうっと後でした。
この物語はそんな自分が神の意志を感じるように生まれ変わった話です。