由梨佳

爆笑しつつ、勉強になりました(笑)
最近人気の小説がワンパターン化してきた…と思う中、この小説はそれらを見事にぶった切ってくれました!

ごく平凡な主人公が何人もの男の子(しかもお金持ち、ドSなどのお決まり設定)に好かれたり…という最近のケータイ小説は、「読者に夢を見させ、人気を上げる」設定のテンプレートに従っているだけのように見え、「ちゃんと考えて書いているのかな?」と疑いたくなってしまいました。

甘々系や下ネタに対するものだけでなく、彼氏役の親友の立場に関してや続編を増やしすぎてグダグダになった小説など、細かいツッコミにも爆笑しました。

また、純愛の章の「臭い」「寒い」というツッコミには「すみませーん!」と叫びたくなりながら読みましたm(__)m。

「純愛、シリアス=難しい言葉」というのは間違いなんだな…と反省し、自分の小説を手直しするヒントにもなりました。