2ndアルバム「港町のコンサート」
とある港町の昼下がり、異国から旅をしてきた吟遊詩人は、今日も新たな場所へと旅をするため、自分が乗るはずの船を探していた。
港はいつものように慌ただしく、荷物を抱えて急ぐ商人や、別れを惜しむ恋人などで賑わっていた。
そんな中、まるでそこだけ時が止まったかのように見える空間があった。その少年は船が向かう先の先、水平線の彼方をじっと見つめていた。吟遊詩人はふと立ち止まり、彼を見る。
(なんだかどこかで見たことあるような…あぁ、やっぱり…)
吟遊詩人は彼に声をかけ、静かに歌を歌いだす。
吟遊詩人が少年に語る旅の楽しさを、6つの曲に渡って歌ったCsus4の1年振りとなる2ndアルバム