「 A contract of the blood? 」
「そう。直訳すると血の契約。
君と僕を繋ぐたった1つの方法だ。」
「それって痛いの?」
「痛いなんてもんじゃない。
激痛と飢えと渇きに1ヶ月間、耐えなければならない。
そんな恐怖に君は耐えられるかい?」
「あなたと契りを交わすためならそのくらいの痛み、耐えてやるわ。」
「ははっ…… 楽しみだ。」
貴方の笑顔を見ながら
私は意識を手離した。