ダーク系の詩


仰ぎ見た空は

どこまでも

暗闇で


月明かりにさえ

見放され


伸ばした手が

何かを掴む筈もなく


何を期待したのか

判ってた筈なのに


何度 仰ぎ見たって

目の前に広がるのは

漆黒の空




2009.10.26