無気力令嬢、宙に舞う。

作者八月一日



「お前は、おれ等が居なくても生きていけるだろ・・・?」



そういって彼等は私の元から消えた。



「えぇ~。あっさり消えちゃったよ。・・・まぁ、どうでもいいや。」



新たに私の元に来たのは。



「おねーさん。何かここらへんで面白いことってある?」



情報屋くん。



「おお~今日も今日とて、ここらは面白いことばかりだよ」



無気力令嬢、宙を舞う。