泣きたくなるぐらい、

作者愛望

変わりものの部長が何だか気になる毒舌優香。
けど好きと気付いたと同時に、部長の指に光る指輪にも気づいた。
逆ハーラブコメディーだけど少し切なめ。な物語です。






部長のばーか、


あなたの薫りは苦すぎる。



だから、


あなたの薫りにむせてしまう。



「おいそこのメガネ女。」


「なんですか残念な大人の代表の部長。」




だからだから、


この涙は生理的な涙なんですよ。




「ツンデレか、お前。」


「はっ?」


「俺のことが好きなら好きっていいやがれ糞餓鬼。」



言えるわけがないでしょう、



「……お黙り下さいコーヒー中毒症候群で救いようのない部長さま。」




あなたの指に光る




「ははっ、生意気な女。」




その指輪を見て。