放課後トリオ

作者さちこ


目の前に現れた2人に


金色に光る狼と、黒色の艶やかな狼だ。


なんてバカなことを思った。



無意味で無価値なはずの私の名前ですら、彼らに呼ばれると宝物のようにキラキラ輝いて見えたんだ。