忘れていたのではないし、面倒だったのでもなくて。
ただ、柄にも無く必死に成っている自分がまるで浮わついている様に思えたから。
だから少し落ち着こうとして、深く息を吸い込んだだけの事だった。
それだけの事だったんだ。
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