眠れぬ夜にあいましょう

作者大川真奈

中学2年生という時期。眠れない純は夜の街でクラスメイトの沙耶と出会う。夜毎に出会う二人は世遊びを経て、やがては恋哀を意識する様になるのだが……

―僕は夜毎に彼女に会う

 ―彼女は夜毎に外で出る



 ふしぎな不思議な彼女は、


 今日もいつもの橋にいる。




 だから、

   今夜も、



     眠れぬ夜にあいましょう