神様っているのかな?
いるんだったらやり直したい。由紀がまだいた頃に…
由紀は必死に頑張ってた。
生きようと誰よりも努力していた……なのに…なのに俺は、そんな由紀に何ひとつしてやれなかった。
神様はよっぽど由紀に幸せになってほしくなかったんだ…。
由紀…お前が俺に言った最後の言葉、覚えてるか…?
「拓也…私…拓也の中の……一番…の…人に……なれた、かな?」