目的もなく、ただ放浪の旅をしている白い犬。名前は、シロとかチビとか、まぁそんなの。
自転車で旅する幽霊青年、解散予定の老人サーカス団、喧嘩好きの自称天使、ダムに沈んだ村と石、幼すぎる獣医の姉妹、どう見ても猫なおばさん、犬語を解する少女、届かない手紙と頑固親父、狐の嫁入りに紛れた小ダヌキ…
白い犬が出会うのは、どこか不思議な物語。
あー、腹へったなあ…ちくしょう。