未来は、明るく人当たりの良い性格で、大好きな彼氏、友達に囲まれる学校の人気者だった。周りからは未来っていつも明るいよね、悩みとかなさそうなんて言われている未来。


だけど、未来自身は、誰にも打ち明けられない悩みがあった。


いつの間にか、みんなに好かれる「未来」を演じている自分。


そんな自分が寂しくて虚しくて・・・


誰もわかってくれない。


未来は、人気者というみんなの評価とは全く逆に孤独を感じ始めていた。


2004年4月、未来15歳。


先生に会った。先生を愛した。


未来は先生との関係に苦しみ悩みながらも、うわべを演じる自分から脱皮し、真の自分を発見する・・・