人間なんて、女なんて、信じても無駄だと思ってた。自分が一番大切で、醜い奴らなんか、大っ嫌い。…でも、あなたなら、信じても良いのかな?
「…奈美ちゃん、久しぶり。思い出して、くれたかな?」
…最初は全然分からなかった。
変わり果てた君の姿。
驚くほど綺麗で可愛くなったあなたが私の前に、現れた。
「奈美ちゃんを、私は守るよ。だって、奈美ちゃんは私の恩人だもん。
これは私の…恩返しだよ」
君は私の前により温かくなって帰ってきた。
君が現れてくれて、
私の世界は輝き始めて…
あの頃から、
君の私に対する"恩返し"が始まった…