「誰だ、お前?」
狼と共に現れた少女の前に倒れているのは…
「…行き倒れです。拾ってください。」
「いいだろう。レヴェール奪還劇に俺も参加してやる。ただし、俺を自分の思うように動かしてやろうとか思うなよ。」
「よろしく頼む、ベラ」
レヴェール王国の王だった。
ベラとラッド、二人でどのようにしてレヴェールを奪還するのか。