「恋をするぐらいなら自由気侭に生きた方がよっぽど楽」
たった一度の恋をしてしまったヒロイン、日向みずほ。
もしも願いが叶うなら、きっと彼女はこう祈るだろう――
どうか、アイツとの壁を取り除いて下さい。
「アイツに惚れたこと、後悔なんてしないぜ?」
前向きに彼女への思いを貫こうとする日向秋人。
もしも願いが叶うなら、きっと彼はこう祈るだろう――
大好きな、みずほの笑顔がずぅっと 見れますように!
「好きって何?愛するって何?気持ちって、何?」
真面目でぶっきらぼう、そしてクールで名高い日向桐生。
もしも願いが叶うなら、きっと彼はこう祈るだろう――
辛い恋はしたくないんで、俺と姉さんだけでも血の繋がりなくして。
3人の家族以上の恋愛が、今幕を開ける。