からっぽの机

作者shiori

いくら壁にぶつかったって何度でも立ち向かってやる。彼女の笑顔を守るためなら、俺は何でもできる気がするんだ。

俺の斜め前の席は、いつもその先が見渡せる。

座られることの少ない席。

彼女のものであるそれが-…からっぽの机が-…気になる。


同じ私立高校に通う

割と普通な男子高校生

~神田 直哉~


「机だけじゃなくて、自分までからっぽなんだな??」


ちょっぴり訳ありな女子高校生

~瀬尾 小百合~


「あなたに私の何が分かるのよ!!!」


普通じゃない状況下で、両想いなのにすれ違う2人-…


素直になれない直哉と小百合が織り成す、心温まるラブストーリー



完結しました!!!