真っ白な死神しかいない天界

 でも、たった一人真っ黒な死神が居た

 真っ黒の死に神、アゲハは、

猫になる身長と同じぐらいの鎌、ミヤトと共に、

魂を狩る


 ある少女がたった一人泣きながらたっている

 目の前に居るアゲハが見えていない

 でも、少女は、暗く、落ち着いた声で言うんだ

「あなたは、悲しい記憶と共に鬼に追われたら、」

 アゲハが顔を上げる

 悲しいみと、落ち着いた表情が心に響く

 とても長く膝までありそうな黒い髪を横に

二つ結んでいる

 そして、少女にミヤト向け言う

「貴女は死にたい?生きたい?」