みち

押しつぶされる
胸が苦しく、闇に心が押しつぶされそうになる。
奏の心の闇に触れる度にギュッと心を掴まれているように感じるのは、あるいは私も奏と同等であると感じるところがあるからなのかもしれない。
孤独で、一人で、ちっぽけな、自分という存在を、誰かに見つけて欲しくて。
誰かに必要とされたくて。
認めて欲しくて。
もがいている姿をみると、苦しくて。
本当は誰より孤独が怖くて。
光を求めている。

そんな人達に、読んで欲しい。
裕一の言葉に、奏の行動に、きっと何かを感じるから。