Cross Of Love

　きっと、様々なひとが、様々なひとと出逢って、そして別れて……

　自分の思いも、気持ちも少しずつカタチにしていくのがこの世界なのだと思います。

　だから、自分ひとりの眼だけでなく、様々なひとの思いや、気持ちを共有することが、大切なことなのではないでしょうか？

　この小説には"脇役"はいません。

　全ての登場人物にそれぞれの想いがあり、それぞれの言葉があります。

　そのそれぞれの個性を持った登場人物が一体どこに辿り着くのか？

　実は、これを書いている私にも想像はつかないのです。