雲に届くまで

作者春妃

笑顔を失ってしまった志那乃―。ある日、突然あなたは雲のように現れたんだ・・・。

君はあの雲のようにつかめなくて


いつも・・・いつも上にいるんだ。


下から手をのばしても、空には届かない。


それと同じで、


いつも雲はつかめなくて・・・


いつも遠いんだ―。