妖愛democracy

作者なほ





好きだった




何もかも




幼心故か、




煩わしいなど、ありはしなかった




あの方の煙管から出る、煙たいものも




あの方のうねる、銀やら白髪やらな長髪も




そしてあの方の無愛想な手のひらも………………





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この物語はフィクションです。実在した人物、団体名等には一切関係ありません。