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深く引きずり込まれる僕と彼女の生について、最後まで読んでいても少し難しく理解しづらいが、とても深く神秘的な感じがしました。 短い頁の中にこれはどういう意味だろうと考えさせられたりする部分があり、やっぱり解らない等の曖昧な表現があるけど、こういう終わり方はすごく好きです。
詩のように、深い短いページ数の中で紡がれる『僕』と『彼女』の『生』が、詩のような文体で深く綴られたお話。作者が作り上げていただろう彼らの設定や毎日を、もっと覗いてみたい気になりました。曖昧で核心を突かない浮遊感があります。けれど、深いと思いました。個人的には、とてもすきです。