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南の砂
作者
砂南
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南の島のお砂の様に、朝日がのぼると熱をもち、カンカンジリジリ熱くなり、夕方になれば、昼間のそれを保存する。そうしてそれがなくなる頃には、またお日様も近かろう。その毎日の時折を、切り取り紡ぎます。