どす黒い欲で汚れきったこの体を何の躊躇いもなく「誰より綺麗」だとそう言って微笑んだ貴男が、あたしの過去も現在も未来さえも救ってくれた。
正しい答えなんて
始めから何一つない事を知った。
どんなに祈ったって
どんなに願ったって
神様なんて始めっから居なかったんだね。
もっと早く気付いてれば
こんな事にはならなかった?
でも、今もあたしは
在り来たりな言葉だけど
あの日、貴男に出逢えて本当に良かった。
心からそう思うんだ。
これからあたしがどうなってしまおうとも
この愛をだけは、絶対忘れたりしない。