君詩~キミウタ~

作者

ありきたりな言葉で言います。




君と出会い



君越しに見る景色はモノクロの世界に色が付いていく感じで…




全てが初めてで、全てが新鮮でした。




――イッパイ笑って。


――イッパイ泣いた。




数え切れない程喧嘩して…




数え切れない程…




寄り添った。





大好きやった…



いや、過去形じゃない、




今だに大好きやねん。





一番身近にいた人は



ある日を境に世界で一番遠い存在になった…





そんな時やった、



アイツと出会ったのは…





君に捧げる詩(うた)




君詩…




実話を元にしたフィクションです。