『――私は、ただ歌う』
樹木の檻の中で鳥乙女は歌う。
体が石と化そうとも、
【歌だけは自由で何者にも奪えない存在なのだ】と願い、祈りを込めて歌う。
己が消え逝く存在でも、
世界に消えない存在――歌を歌い続ける。
*作成した詩の一部に自分でも引っかかるものがありましたので、これを書かせていただきます。
*【鳥乙女の歌】では、松久鈴が感じたままに書いた詩を載せています。
よって、宗教などは一切関係ありません。
また、否定もしておりません。
長々と失礼しました。
粗末なものですが、どうぞお楽しみください。