あなたを失って
もう三度目の冬。
空から真っ白で透き通った雪が降ってくる。
いつもアタシの隣には
あなたがいて・・・
そんな事、当たり前だと思ってた。
でも、違ったんだね。
そんな普通の日常がこんなにも幸せだったなんて
あなたはアタシといて幸せだった?
夜の河川敷にもたれる。
―――そう。涼に会うために・・・