GAYA

生きるということの意味
最後の夏。タイトル通り切ないけれども大切なものを感じさせてくれる作品です。
余命一ヶ月と宣告された主人公の意外な反応から(おや?)と思っている内にストーリーに引き込まれてしまいました。
おそらくシンプルな文体が主人公達にマッチしているのでしょう。
また、序盤から視点(side)が頻繁に交錯するのですが、上手くサイドチェンジが出来ているので読み手は違和感なく物語の世界に入っていけます。
これからが楽しみな書き手さんです。