*終わった恋。旅立ちのとき。*

作者 nati

*今日も好きでした。


きっと明日も、明後日も あなたの事が好きです。



「………別れよう」

『え………』

「ごめん歩美。俺、やっぱり忘れられなかった。

いろいろ考えたんだ。歩美の事はちゃんと好きだった。

だけどあいつらが別れたって聞いて…俺、どうしても

ほうっておけなくて」

『わかんない。なんのこと?そんな事より

もぉ少しで一年記念日だね!どこ行こうか」


『ごめん。最低だ俺。本当にごめん。もぉ会えない。』


……*……

私の手を振り払い、そう言い残して勇太は去って

いった。