ここは大阪、ミナミ。
光り輝くネオンが眩しい
人に溢れかえった
夜の街。
こんな世界知らなかったのに、
知りたくなかったのに。
気がつけば身を浸していた。
どんなに染まっても私は私。
そう思っていた。
貴方に会うまでは。
艶やかな黒髪
鼻筋の通った整った顔
そして私だけに見せる冷めた瞳。
女の全てを吸い取る貴方はまさに
吸血鬼
※この物語は私の体験、実話を元に描かれています。
個人名、団体名は架空のものです。
※途中、未成年の飲酒喫煙、性風俗についての描写もございますが、これらは推奨するために描いてはいません。
法律は守るものだと筆者自身思っております。
※登場人物の多くが関西人の為、「」内は、ほぼ関西弁となっております。
また、文中の主人公の思考などは、関西弁では伝わらない場合もありますので、標準語に統一しています。