僕がその涙を拭ってあげる。

作者中島 百花 .

  



嬉しいとき。

悲しいとき。

苦しいとき。

辛いとき。

怒ってるとき。



どんなときだって、

あたしは君に頼りっぱなしで。



君の差し伸べる、

大きくて温かい

手をぎゅっと握るとね、



一瞬で体温蘇って、



さっきまで

あたしの背中

いっぱいいっぱいに背負ってた

沢山の感情が



一気にあたしを

“幸せ”に誘ってくれるの。



あたしが流したこの涙を、

君はいつも拭ってくれたね。