「わたし」と3人のわたしのおはなし。(小説ではありません。)
わたしは、3人のわたしと暮らしています。
優等生でしっかり者の琴音。元気いっぱいですなおな真。月とくらやみのこころ。
そして中立の立場の「わたし」。
わたしのきもちは、いつも3人のなかのだれかに偏っています。
わたしのこころは、いつも3人のなかのだれに寄り添うのか、わたしにはわかりません。
「わたし」はそれを、そっとみているのです。