親父のために(1)

作者綺藤 由希






 「美朔(ミノリ)、学校に行きたいか?」――、


 学校を退学になっていた美朔にとって、

 その言葉は救いだった。


 しかし……、


 新しい学園生活のスタートを切るにはある条件があって……!?