偽りの自己

作者EKANI

平成18年7月13日、39歳という若さで妻に先立たれました。本当に大切な人を失ってから自分の中の時計が止まったまま。ある日、自宅の整理をしていたら自分史ともいえる手紙が出てきました。生きてきて誰にも言えなかった彼女の本当の気持ち、何のために書いたのかはいまだにわかりません。でも、嬉しくて涙が止まらなかったよ。