愛してるの嘘つき。

作者梗花









「愛してる。」

貴方が嘘を付いたんじゃなくて、愛という幻想こそが嘘だと。あたしは確かに思ったの。



目に見ることも手に掴むことも出来なくて。どこまでも不確かで。