海辺の小さな町に暮らす主人公は、この町をずっと見守り続けている観覧車が好きで、将来は観覧車を作りたいと密かに思っていた。
一方、主人公が通う塾の講師をしていた隆史はそんな主人公の姿をみて興味を惹かれる。
主人公はそんな隆史の態度に戸惑いを見せながらも次第に惹かれていくが、一歩前進できなでいる。
小さな町で、小さな物語が作られていくのを、観覧車はずっと見守り続けている。