non black Ⅱ【更新中】

作者片平 葵

“黒”と“金”の力なんてあたしには分かんない。だけど触れるたび、心は揺れる――…【Ⅰ】続編



少しの興味


少しの好意



その視線


……その温度



「なんて顔してんだ」



そう言ってあたしを捕まえるのは


闇のように暗い漆黒の瞳に

月のように冷たい光を灯す


「俺の勝ちだな」


けれど嫌味なくらいきれいな顔をした男――



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