non black Ⅰ【完】

作者片平 葵

「お前、目を離すと危ないし」
金色の頭をした彼。瞳は冷たいのに、触れる熱は心地良い。



微かに聞こえる声


僅かに見える影


あたしはどこに足を踏み入れた?



「俺から離れるな」


そう言ってあたしを捕らえたのは

闇のように暗い漆黒の瞳に

月のように冷たい光を灯す男――


神崎 光貴(かんざき みつき)


それはこの辺りでは言わずとも知れた

チーム 黒鷹のトップ




―――――を破った男




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* 1/28完結、Ⅱに続きます *