杏花

永遠に平等なもの
読みやすく、とても深い作品でした。

短編ながら胸の奥深くをつく考えさせられました。



誰もがもっとあったらと思う“時間”

そんな時間を借りられると知れば、私も主人公のように時間を借りていたと思います。

だけど、時間は平等なもの。


不平等である人間が時間までも不平等にしたとき、恐れていた事態が起こる。


作中で私が好きなフレーズがあります。



『人間は生まれてから死ぬまで不平等で、これからも永遠にそうなんだ。』


時間の大切さ、不変さを感じとる事が出来る素晴らしい作品です。